2005年 09月 17日
先程は「お休み」とか言っていましたが、結局気になってしまい作業を始めてしまいました(笑)。 2時間ほどのつもりだったんですが、結局こんな時間まで(汗)。 さて、いよいよ原型製作です。 前回まで準備した素体に、粘土を盛りつけていきます。 使用する粘土は「LaDoll Premiere」。 先日説明した、軽量タイプの石粉粘土です。 まず、素体に簡単な補助線を引いておきます。 中心線と、鼻までと眉毛までの線、3本です。 実は顔のプロポーションは、鼻までの線と眉毛までの間隔はほぼ等しく、眉毛から頭頂までの間隔もおおよそ等しいです。 目と口は…書かなくてもいいんですけど、一応気持ち程度。 つーか、失敗しました。 気にしないで下さい。 さて、実際に盛りつけていくのですが、まず中心線に沿って、側面からの輪郭をつけていきます。 何故側面からと言いますと、面と鼻の干渉が起きないように鼻の位置を先に決める必要があるのがまず一点、もう一点は左右対称に作っていくのが難しいので、まずは非対称である側面の輪郭を決めてしまおう、という理由からです。 頭頂部分は適当でいいので、まずは額までの粘土を盛りました。 次は、正面からの輪郭に従って粘土をつけていきます。 このとき、ただ輪郭線だけをつけていくと、粘土が落ちてしまいますので、少し粘土を盛りながらの作業です。 写真では、既に口元部分を粘土でつないでいってしまっています。 左右全部を粘土でつないだところ。 全部つないだので、粘土は落ちてこないです。 あとは粘土をひたすら盛りつけていくのですが…… 盛っているうちに、随分と大きくしてしまった事に後から気が付きました。 特にあごのあたりが、盛っていると重みで落ちてきてしまい、知らない間に大きくなってしまったのです。 フィギュア程度ならこんな事はないのですが、等身大(それ以上?)ならではのアクシデントかも。 それから、当初の思惑よりもすっぽりと顔が入る事が分かり、盛りつけ中に削ったりとかして小さくしていきました。 最初の輪郭より、粘土2個分くらい小さくなっています。 更に小さくなりそうなので、これは調整段階でやる予定。 とにかくあごのラインが難しくて、何度もやっているうちに疲れたので今日はここで終了。 何だかつやつやに見えますが、これは水を沢山塗ってあるためです。 あと、ちょっと凸凹していますが、今日はフリーハンドで盛りつけただけなので、クオリティを評価されるのはちと勘弁。 調整段階で、これを滑らかにしていきます。 それにしても、かなりでかいですね。 縦はそれほどでもないですが、横はもう少し削った方がいいかも。 あごのラインはもうギリギリまで削ったので、下はもうこれ以上削れません。 側面を削って目と鼻を少しだけ下の方に移動させれば、もう少し小さな面になると思います。 大手術になりますけど。 鼻のでっぱりについてはかなり余裕がありますので、ギリギリまでトライしてみるつもりです。 最後にビニールに入れて口を閉じて、今日はおしまい。 お疲れ様自分(笑)。
by kteclabo
| 2005-09-17 00:09
| 着ぐるみ製作状況
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